☆前回に引き続いて、「キアゲハ」です。これも同様に越冬飼育したのですが、3日遅れて、羽化しました。なかなか飛び立たないので、庭のさつきに止まらせてやりました。翌日の昼近く、どこかに行きました。
<ブログ俳句会の出句集>
下の作品が今回の出句です。
この中から良いと思う作品を4句選んで、その番号をメールで送信してください。
(それぞれ30字以内の感想・批評を添えてください。)
(選句は、出句した方に限ります。)
※お一方の出句を載せ洩らしておりました。申し訳ありません。追加掲載させていただきます。29〜31です。既に選句がお済みの方は、もう一度見直してください。(泰二)
☆選句期限 5月9日。
◎全ての選句をまとめ、このブログに発表します。作者名(ブログ上の仮名)も添えます。感想・批評も評者名(同前)を添えて全て発表します。
<出句集>
1苔の花賑わしきかな雨の朝
2やぶからし伸びて面目躍如たれ
3ひとところ風のあつまる植田かな
4陽の石祀られてある青葉かな
5しらじらと眠れぬ夜や竹夫人
6風筋のいくつか通る夏木立
7足元の軋む木道ちんぐるま
8向日葵のむんずと掴む陽の光
9帰る子を送る夕べの牡丹かな
10検眼を終わりて見やる藤の揺れ
11筍を切りて夕餉の支度かな
12若葉風牛がそつぽをむいてゐる
13万緑へ光は高きみ空より
14薄紅のまま空にあれ桜の実
15著莪咲いてこの世は愛の遊園地
16若葉雨ネットに飽きて聴くバッハ
17おほらかが好きです私大手毬
18造船所のクレーン空に楠若葉
19海風を通す藤棚立夏かな
20蔓薔薇や石の人魚の寂れたる
21略図にはなきつきあたり花水木
22芥子いろいろ気まま向くまま挿されをり
23散り松葉祖母と二人の暮らしかな
24物理より恋が不得意パイナップル
25雨上がり月光めざす純白の薔薇
26大輪のカサブランカは百合の花
27鉄線の白や紫咲き誇り
28青い花ヤグルマギクと言へばノヴァ
(ノヴァーリスの「青い花」は
矢車菊の事だと知りました)
29柿わかば碑陰武将を語りけり (関ヶ原にて)
30夏草や山岳寺院塔の跡
31霊峰をくぐりし水の花藻かな
以上です。