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第七回ブログ句会・選句と評






◎写真は庭の「ぼけ」です。
 気の毒な名前ですね。
 漢字では木瓜。
 これも昨年の写真です。









 <第七回ブログ俳句会・選句と評>
 ◎以下、<>は作者名。 「 」は出句。☆は選。( )は選者名。▽は、質問・批評、です。

<白い鴉>
「初蝶の越ゆるに広し大井川」
☆「越ゆるに広し」が句の詩情を豊かにしている。(そよ風)
☆ダムで水量の減った大井川なら、蝶も飛び越せるかも。(青子)
☆大小の対比が鮮やか。蝶が川に落ちないことを祈ります。(ときお)
「蛤の殻に絵を描く童かな」
☆童は貝殻にどんな絵を描くのだろう?と引き込まれる。(そよ風)
☆将来は源氏を書いてもらいたいですね。(ときお)

<ウーフ>
「遊び子の王様となる蝌蚪の国」
☆王様になった気分が微笑ましく、表現力の羨ましい句。(そよ風)
「蛇穴を出でジャケットを新調す」
☆楽しい句ですね。「を」が気になります。(白い鴉)
「啓蟄やゆつくりと来る救急車」
☆ゆっくり走る救急車の大事でないおかしさ。啓蟄に合う。(うーむ)

<ときお>
「蜜蜂の縄張り内の銀座かな」
☆都会の逞しい自然。俯瞰した銀座の光景、風を感じる。(うーむ)

<けいこ>
「上流の巨石を屋根に蝌蚪の国」
☆流れの緩い所にお玉杓子の集る様が出ている。(泰二)
▽「上流」は不要。「川中の」くらいでは?(泰二)
「春の蚊や花新しき無縁仏」
☆無縁仏へ供花する人の心。春が効果的。(うーむ)
☆春になるとすぐ蚊が出てきそうな無縁仏の場所が目に浮かぶ。(狛犬)
「全快の朝餉に啜る蜆汁」
☆「全快の」によって、情感が納得出来る。(そよ風)
☆すする蜆汁に、全快の喜びがある。(青子)
☆病が治ってすがすがしい気分と蜆汁が妙にマッチしている。(狛犬)

<うーむ>
「ベートーベンのくせっ毛からかふモンキチョウ」
☆空想の飛躍が面白い。(バッハ、ハイドンまでは鬘だったし)(泰二)
▽字余り過ぎ。「モンキチョウベートーヴェンの癖っ毛に」では?(泰二)
「あかんぼの額の朱文字亀鳴けり」
☆赤ちゃんの成長を祈るほほえましい神事。俳諧味がある句と思う。(けいこ)
☆地元の人には敬虔な神事だが他者からは?!。下五が利いている。(泰二)
「海神の虹をあづかる栄螺かな(海神=わたつみ)」
☆はっきりと句意を掴めないが何故か心惹かれる。(ウーフ)

<青子>
「亀も鳴け父の祝いの大酒宴」
☆祝福の気持ちが出ている。田舎の感じも。「亀は万年」も匂う。(泰二)
☆亀は万年の願いを込めて!「大」を取った方が良いのでは。(白い鴉)
「還暦の吾いとおしき蜷のみち」
☆必ずしも平坦でなかった蜷の道のような人生。みちは道にすべき。(けいこ)

<狛犬>
「昼寝する獅子の瞼に春の蝿」
☆昼寝は夏の季語。うたた寝のでは?巨体の寝姿の瞼が効いている。(けいこ)
☆獅子と蝿の取り合わせ良い。春のゆったり感が効く。(うーむ)
☆のんびりとした動物園の一景が目に浮かぶ。(ウーフ)
☆獅子の昼寝を妨げると後が怖いぞう。(ときお)
☆獅子の長閑な景が見えます。昼寝の時でも目は開いている?(白い鴉)
「事も無し猫の昼寝に蛇の恋」
▽「蛇」は夏の季語なので、春の句という課題に合わないのでは?(けいこ)

<泰二>
「春の虹童話の中のやうな駅」
☆道の駅でしょうか。上五で楽しさが出で居ます。(白い鴉)
「目借時クッキー焼けてゐる香り」
☆クッキーの焼けゐる香り目借時では?春らしいのどかな句。(けいこ)
☆目借時の季語とクッキーの焼ける匂いの取合せの妙。(ウーフ)
☆うららかな午後、こんな時間もありそうな。(青子)
☆のんきな雰囲気を感じます。蛙の型のクッキーがあったりして。(ときお)
「二三日帰らぬ猫や蜃気楼」
☆コントラストの妙に敬服。(ウーフ)
☆猫と蜃気楼がどう関係するのか、それを想像するのも良いのでは。(狛犬)
▽「春の虹」・「蜃気楼」。両者とも光の現象なので出題に外れるのでは?(けいこ)

<羽也>
「花二輪虻の天下となりにけり」
☆まだ花の少ない時期ならでは。(青子)
☆花が咲き始めると煩い虻が出てくる、良くある風景。(狛犬)

<世話人から>
 この「選句と評」の御感想・御意見をお寄せください。

<世話人の一言>
 昔、中国では、生物を「鳥・獣・虫・魚」の四つに分類していました。そして「鳥・獣・魚」のどれにも入らないものを「虫」としました。それは、漢字に現われています。
 蛙(両生類)、蜥蜴(爬虫類)、昆虫・蜘蛛(節足動物)、蛤(軟体号物)、蚯蚓(環形動物)など、皆、虫が付いています。(もともと「虫」は蛇の象形文字です。)
 「虹」は竜みたいな生き物の胴の部分だと思われました。「蜃気楼」の「蜃」は巨大な蛤。それが吐き出す息の中に浮かぶ建物が、「蜃気楼」です。

taiji-m * ブログ句会 * 22:03 * comments(0) * trackbacks(0)

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