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新年ブログ句会・選句と評

写真は「フタテンシロカギバ」という蛾です。写真の写り加減もあって、不気味な感じがしますが、実際は大人しい印象です。

<新年ブログ句会>
 新年ブログ句会の選句と評です。出句者16名。選句者11名。(新しい参加者からは「選句と評」が寄せられませんでした。)
 これをお読みになっての感想、意見をお寄せください。メールでお願いします。


<選句と評>
◎5点「墨壷に若水注ぐ宮大工<白い鴉>」
 
☆若水で墨を溶く仕事初めの宮大工の凛とした風情が窺える。(ウーフ)
 ☆日本の伝統技術を背負う人々に乾杯!(ときお)
 ☆若水と墨壷の取り合わせがすばらしい。(青子)
 ☆使い古した墨壺に若水。今年も満足できる仕事をと気持を込める。(そよ風)
 ☆簡潔な句。宮大工という職業人の新年。(けいこ)

◎4点「童謡を口ずさみゐる初湯かな<けいこ>」
 
☆「中七」を具体的に「歌ふ親子の」では如何。(白い鴉)
 ☆透き通った明るい湯船。熱いけれど演歌も一丁。(ときお)
 ☆ゆったりとした初湯の雰囲気が伝わります。(青子)
 ☆一人暮しの気配。古い童謡で子供の頃の新年を懐かしんでいる。(たいじ)

◎3点「灯台の灯と入れ替わる初明り<ウーフ>」
 ☆白々明けの港。じっと見つめていたなら風邪ひきそう。(ときお)
 ☆初明りに見える物でなく、力を失う光を持ってきたところがいい。(青子)
 ☆灯台の灯と初明りとを捉えた着眼がいいです。(土曜日)

◎3点「初日の出あびて数多の避雷針<うーむ>」
 
☆避雷針が良い「中七」の一工夫が欲しい。(白い鴉)
 ☆イメージが新しい。残念なのは、内容に、そこから奥がないこと。(たいじ)
 ☆ご利益があることでしょう。(句猫)

◎3点「初雀一枝の雪を落としけり<青子>」
 
☆景が見える。「枝の雪落として去りぬ初雀」としたいが。(白い鴉)
 ☆静かでつつましやかな新春。中七の「を」は必要?(うーむ)
 ☆初雀に「淑気」と「いとおしさ」があるのが良い。(たいじ)

◎3点「一言を繰り返し読む賀状かな <句猫>」
 ☆言葉とは本当は重いものです。(ときお)
 ☆賀状の言葉は形式的なようで意味があるようで。良くある事です。(狛犬)
 ☆「一言」に籠められた差出人の思いをじっくり受け止めている。(たいじ)

◎2点「新春の日差し写真の母にまで<ウーフ>」
 ☆素直なあたたかい心に好感を抱く。(うーむ)
 ☆祖母の写真を日向ぼっこさせたくなりました。(句猫)

◎2点「ひととせをまるまる賜ふ初暦<そよ風>」
 ☆日めくり。まるまる、肯定・楽観性が祝ぎ詩としてふさわしい。(うーむ)
 ☆暦から一年を貰うという発想が面白いです。(土曜日)

◎2点「元日や線路の響き澄み渡り<うーむ>」
 
☆元旦の始発電車ぐらいを想像しました。(青子)
 ☆元日になったからと言って特に音が澄み渡る訳ではないのですが。(狛犬)

◎2点「元日をテレビを消して過しけり<けいこ>」
 ☆毎年こういう風にしてみたいと思うのだが、なかなか出来ない。(ウーフ)
 ☆テレビに依存せず良いですね、「〜を〜を」が気になりますが。(そよ風)

◎2点「若水の雫ひと時寛ぎぬ<あかざ>」
 ☆若水の一滴を見つめる視点がいい。(ウーフ)
 ☆昔からのしきたりを守ると何となくくつろぐ気分になりますね。(狛犬)

◎1点「亡き母の短冊飾り年新た<ウーフ>」
 ☆今は亡きお母様を偲んで短冊を飾る。共感を持てるすっきりした句。(けいこ)

◎1点「帰国子や屠蘇の代わりに赤ワイン<ときお>」
 ☆帰国子と赤ワインが合っている。帰国を喜ぶ親心も見える。(けいこ)

◎1点「島豚の耳の千切り初包丁<ときお>」
 ☆めでたさと残酷さの取り合わせが面白い。(狛犬)

◎1点「数の子の塩梅みる子や二口目<ときお>」
 ☆私もやりました。味見の方が美味しく感じるのはなぜ?(句猫)

◎1点「三寸の門松置きし化粧台<白い鴉>」
 ☆可愛らしい門松を化粧台に置き、寿ぐ気持の表出に共感します。(そよ風)

◎1点「仲見世をカメラ片手の二日かな<土曜日>」
 ☆仲見世にも、カメラを持つ本人にも正月気分がよく出ている佳句。(けいこ)

◎1点「灯に浮かぶ東京タワー去年今年<泰二>」
 ☆東京タワーと去年今年の取り合わせがいいです。(土曜日)

◎1点「お降りや納まりきらぬおもちや箱<泰二>」
 ☆家族の団欒と幼子の動きが良く見える句。(白い鴉)

◎1点「縁側で寝そべる猫の初化粧 <狛犬>」
 ☆猫が顔を洗う動作を「初化粧」と詠まれた事に敬意を表します。(そよ風)

◎1点「子ら往(い)にて炉火ほそぼそと四日かな<青子>」
 ☆いつもの生活に戻っただけですが、落差が沁みますね。(句猫)

◎1点「爆竹と港の汽笛年来たる<句猫>」
 ☆横浜?特徴的な新年がストレートに伝わる。故に観光コピー風?(うーむ)

◎1点「お年始にピアスの揺らぎアンブレラ <さち>」
 ☆なにかよくわかりませんがアンブレラ。(土曜日)

◎1点「お屠蘇召し華やぐ人の草履かな<綾女>」
 ☆なかなか艶っぽい正月の一面を捉えている。(ウーフ)
taiji-m * - * 15:37 * comments(3) * trackbacks(0)

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コメント

新年早々盛会でしたね。

この句会は以前から拝見しておりましたが、新参者のつたない句に点数をいただき、びっくりしております。
有難うございました。

なおまた、「アドレス」をとのご所望ではこざいますが、メールのやりとりをしていただくつもりは全くございませんので、どうかご容赦くださいませ。
Comment by 綾女 @ 2008/01/11 9:39 AM
今回皆さんの力作を拝見し、苦心の跡も垣間見え、なかなか興味深いものがあります。また、当方の句に関心を寄せ、点を入れて貰いナイスな鑑賞評の方には感謝致します。お返しの積りではありませんが、「新春の日差し写真の母にまで」の句が一番のお気に入りでした。

所で、句会の主宰者としての総評らしきものが、このところずっと影を潜めてないようです。此処を読んでいる参加者以外の人のために、あった方が良いのでは・・と思うのですが如何でしょう?
尚、メール交換にかなり固執されますが、その意図が今一つ不明確なので、アドレスの記入は辞退とします。
以下は全くの蛇足ながら、主宰関係の結社へ、当方には参加の意志が毛頭ありませんので、知り置き下さるようお願いします。
Comment by あかざ @ 2008/01/12 5:19 PM
コメントありがとうでした。勉強しま〜す!
Comment by さち @ 2008/01/12 8:12 PM
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