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第九回合同ブログ句会・出句集

美男葛
 写真は庭の美男葛。無粋なアルミフェンスが映っちゃってて済みません。

<第九回合同ブログ句会・出句集>
※今回は私の負担を減らすため、簡略な選句にします。
 下の作品の中から良いと思う句を4句選んで、その番号を泰二宛のメールでお送りください。
 評を書きたい句がある時は40字以内でお書きください。(ただし、一句だけにしてください。) 

  ☆選句期限 10月25日。
 ◎今までと違って、得点のみ発表します
。(「評」は欄外に。)

<出句集>
1石庭の砂のきらめく良夜かな
2血脈の四代揃ふ月見かな
3病床を照らせる月を離れ見る
4棟上げ の祝ひの手締め夕月夜      
5灯台の光芒冴ゆる月の宿
6湧き出でし水の高鳴り月の里
7十五夜の火の見櫓を昇りけり
8星引つ張つて中天の二十日月
9次々に雲の近寄る月今宵
10十三夜いつもの場所に占ひ師
11故郷には故郷の月のありにけり
12月よりも大きな星を未だ見ず
13望洋と月せりあぐる海の音
14伊那谷の闇に慣れきて月を待つ
15十六夜や波音高くなるばかり
16名月や国宝と云ふ屋根の反り
17影までも母に似てきし良夜かな
18仏心の少しよぎりし後の月
19月の出やどこかで赤児泣いてゐる
20貰ひ湯や吹かれて戻る月の道
21窓を閉めなほ魂遊ぶ良夜かな
22岬より船あらはるる良夜かな
23手作りの月見団子や母は亡く
24良夜かな岩肌を打つ波の音
25名月やいのちほぐして歩く道
26満月やわたしもすこしまろやかに
27初恋を女房に明かす良夜かな
28教室の余りし母校昼の月
29眼裏に小さき母の背月祀る
30鉛筆の四五本削る良夜かな
31月の出やシルエットめくビルの街
32雀さわぐびいどろいろに朝の月
33満月や自転車飛ばす二人連れ
34明月に星の光りを見失ふ
35カーテンを引きかねてゐる月今宵
36満月や空の藍さの暮れのこる
37月細し妻よ熟睡してゐるか
38葉隠れに鳥のつぶやく良夜かな
39汐入りの池に魚跳ぶ良夜かな
40今日の月歩幅小さくなりしかな
41有明月車ひそかに出でゆきぬ
42森抜けて満月濡れてゐたりけり
43フルートの少女伏目に月祀る
44風紋の砂ながれゆく月夜かな
45父祖の地を尋ねあてたる良夜かな
46記念樹に明暗想う良夜かな
47孫帰り月光だけの広き部屋
48仕事置き満月背負い我が道へ
49六膳の箸のそろひし良夜かな
50月光を満たし窓辺の試験管
51海原の月の道ゆく小舟かな
52三十日月山を離るや空に溶け
53月さやか湖底遺跡の長き黙
54月入れよ人魚となりて海に出む
55夕月夜遊ぶまもなく軒の灯に
56月の夜の互いに息をあはせをり
57月光や坂ころがりて明日をえし
58見渡して小さくステップ良夜かな
59白い月玉入れ競技のカゴの上
60月明り私の中を通っていく
61灯を消して招き入れたる後の月
62石仏も歩き出したき良夜かな
63名月に山村の闇動きたる
64月を見て月にみられる月見かな
65月面に一人静かに座りたし
66三日月の鋭き角や眠れぬ夜

taiji-m * - * 18:05 * comments(0) * trackbacks(0)

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