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世話人の初期の句

ミニリラ
 写真は庭の「姫リラ」。小さい花ですが、けっこう香ります。

<世話人の初期の句>
 

 この前、ブログでお知らせしたように、世話人入院のため、5月の句会はお休みです。その埋め合わせ(??)に、私の初期の句を、掲載します。
 私が「雲母」に入っていた時(昭和55年〜平成4年)のものです。職業としては、公立高校の教師、定年後は予備校講師でした。

芽吹くより空のものなるポプラかな
立春の紺の色して夕暮るる
耳鳴りの音のしづけさ冬はじめ
樹と影と親しみあへり春隣
春寒し転げて大き松ふぐり

泊船の煙突太き日永かな
ハンマーの弧の頂点の炎暑かな
落柿舎を出でて明るき稲の花
大年の埋めらるる川流れけり
囀りや碍子かがやく変電所

あけぼのや溢れ止まざる栗の花
指したまふ天上天下花吹雪
花楝いくたびも子を起す声
パン種は熟れつつあらん青葉木菟
美しといふ山姥の山眠る

マスクして空が美し風うつくし
山茶花の真白の朝の来てゐたる
墓原に日ざし遊べる桐の花
短夜の大きな月のありにけり
十六夜のふつと息つく魔法瓶

行く年の畑に風の遊びをり
どろんこの子があらはれて八重桜
百千鳥山のすがたの現るる
短夜のさざなみにある空のいろ
星空の中なる柿の実りかな

悴みて生徒戒めゐたりけり
定年の弟とゐる棗の実
棗の実祖父の丈たかかりしこと
梅雨明けの小学校の窓の数
まつすぐに真冬の竹の置かれたる

ものの芽のふくらんで来る月夜かな
鋳物師と研師の村の花曇
一面に花吹雪して真鯉かな
次々に雲の生まるる卯浪かな
いくさの世経て来し甕よ梅漬くる

蛇笏忌の大空を風わたるなり
国分寺ありしと伝ふ雪明り
母の爪切りまゐらする薄暑かな
夏惜しむ山の空また海の空
桐の花予備校夜の部に入る
taiji-m * - * 19:58 * comments(0) * trackbacks(0)

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